プチ断食と花粉症

10年以上苦しんでいた花粉症がなくなって3年になりますが、この時期になると当時を思い出してちょっと慎重になります。


毎年、2月の第1週から5月の連休まで、薬とマスクは欠かせず。春=不快な季節でした。

ただし、今も睡眠不足や食事など、身体に反応がでやすい季節である事には変わりなく。。

今年はこの「身体に反応が出やすい季節」を利用して、ちょっとチャレンジする事にしました。
一旦身体をリセットした後、またひとつずつ気になる食べ物を食べて、アレルギー反応を見てみます。

自分の事は自分の身体に聞くのが一番。

なんでも美味しそうに食べてる妻をうらやましく思いながら。心は禅寺。

まずは砂糖、小麦、アルコール、カゼイン、レクチンを避けて、プチ断食とシンプルな食事(1日2食、発芽玄米と味噌汁、蒸し野菜)を3週間ほど続けて身体をリセット。

プチ断食中にしばしば食していたのが猪の骨のスープ「ボーンブロス」。この時点で既に調子が良いです^^

猪肉のボーンブロス(骨スープ)をつくります
ローズマリーと生姜を加えて15分×5回 圧力鍋

その後、気になる食材を少しずつ食べて反応を見てみるというもの。
単品から始めて徐々に組合せて、最後は外食へGO。

やってみた結果。わかってはいたけど、食べ物による反応ってほんとうに様々でした。

試した食品(単品)は普段口にする機会が多いもの、または好物。

それらをなるべく少ない調理法で、少量食べて半日〜1日様子を見ます。
特に試してみたかったのが好物のナッツ類。一種類ずつ、少しずつ食べて反応を見ました。

そうそう、ナッツといえばピーナッツもカシューナッツも「ナッツ」じゃないんですね!

カシューナッツは植物の本(「世界の樹木をめぐる80の物語」=面白い)を読んで初めて思い当たった次第。
ずいぶん昔に漆(うるし)の代わりに塗料として使った事があります。


あのカシューやったんかい!

なんでミックスナッツの仲間いり!?

ピーナッツとカシューナッツは除外して、他のナッツはヘーゼルナッツにアーモンドなど、種類によってはちょっとマズい(合わない)な、と感じました。

好物のナッツ以外にもあれこれ、15種ほど試してみました。心配していた卵(生&加熱)含め、チーズも概ねOK。単品は意外なほど(今回は)OKでした。

めでたしめでたし。。と思いきや、

ひどかったのはチャレンジの最後のほうの外食。
「カレー南蛮そば」と「ロースとんかつ」はどちらも都市部の人気店で、それはもうめっちゃ美味しかったのですが、それぞれ半日後〜翌日、鼻水が止まらず仕事になりませんでした。
○○と××、それに△△の組合せかなと想定(注:個人差あります。ちなみに一緒に食べた妻はなんともありませんでした。)

総じて思うのは「アレが効く」とか「コレがいい」とか、ネットやTVの情報に煽られて飛びつくこと(=以前の私)がいかにアホらしいかということ。

それぞれ性別も年齢も体質も生活環境(時間や土地)も違うのにねー。

引き続きトライしてます。

サンダルマニア3

この冬のスペシャル・サンダル。室内用。

萬力屋さんのご好意でいただいた刺子の鼻緒に竹皮編みのインソール。

萬力屋は杵築市の城下町にあり、せいろや曲げわっぱなど、日本で古くから使われてきた台所用品をはじめとする木製品と、下駄や七島藺の履物を中心に取り扱う、創業140年超の歴史を持つお店です。

manrikiya.jp

このインソール、実は中華せいろの蓋(フタ)に使われていたもの。
仕入れた中華せいろの全体の出来が良くなかったため、使える竹皮部分を取り外して中敷きにしたのだそう。

なんというアレンジ力!しかも足入れが超よくって、通気性もばっちり。長時間履いていてもサラサラ。竹の抗菌作用もあって、夏は特に重宝しそうです。

あらためてその職人技に驚嘆するやら、嬉しいやら。

この世にたった一足のスペシャル・サンダル。宝物にします!

スポーツカーみたい

金柑とカンパーニュ

部屋中キンカン(金柑)の甘酸っぱい香りが充満しています。

今年の我が家のキンカン(金柑)は例年になく大振りでまさに今が旬。ことこと煮詰めて、甘露煮(コンポート)にしました。

早速、本日いただいたないしょのパンアスクの「カンパーニュ」を萬力屋のせいろで蒸して。

カマンベールとできたてキンカン(金柑)のコンポートをのっけてイタダキマス。


アスクパンのカンパーニュはどっしり底力があるので、せいろで蒸す事で、香ばしさに加えて、柔らかさともっちり感が増します。これ、電子レンジでは絶対出せない食感です。

さらにカマンベールの塩気とキンカン(金柑)の甘酸っぱさが、なんともウマー!!です。

(きりっと冷えたリースリングと合うなこれは。。)