サンダルマニア3

この冬のスペシャル・サンダル。室内用。

萬力屋さんのご好意でいただいた刺子の鼻緒に竹皮編みのインソール。

萬力屋は杵築市の城下町にあり、せいろや曲げわっぱなど、日本で古くから使われてきた台所用品をはじめとする木製品と、下駄や七島藺の履物を中心に取り扱う、創業140年超の歴史を持つお店です。

manrikiya.jp

このインソール、実は中華せいろの蓋(フタ)に使われていたもの。
仕入れた中華せいろの全体の出来が良くなかったため、使える竹皮部分を取り外して中敷きにしたのだそう。

なんというアレンジ力!しかも足入れが超よくって、通気性もばっちり。長時間履いていてもサラサラ。竹の抗菌作用もあって、夏は特に重宝しそうです。

あらためてその職人技に驚嘆するやら、嬉しいやら。

この世にたった一足のスペシャル・サンダル。宝物にします!

スポーツカーみたい

サンダルマニア2

こんにちは。日本素足(すあし)協会、会長です。


厚底シューズ=ズームX ヴェイパーフライネクスト%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)の話題が巷にあふれる今日この頃ですが、

私たちは今日ももちろんサンダルです。

というのも、ここ杵築にもマニアを唸らせるサンダルがあるから。


そもそも、なんで一年中サンダルなのか、というと、きもちいいから(笑


その気持ち良さは、カラダに溜まる電磁波をアースしている開放感だったり、大地含む外界との接点をより感じられること。

*なんかよくわからない不調やストレス(不定愁訴)を感じたら、電磁波の影響を疑ってみるとよいかもです。


さて、サンダル、下駄、草履といった素足に履く「はきもの」でマニアが気にするのは


1.歩き易さと機能

2.見た目の格好良さ

3.作られた背景(歴史)

4.アウトソールの減り(耐久性)


です。スニーカーはデザイン、革靴はブランドが重要なポイントを占めるのに対して、使われるパーツも少ないせいか、よりシンプルな足への影響(機能)がデザインと同じくらい重視されます。


BIRKENSTOCKやTrippenが、医療用サンダルつくってたり、「足にいいぜ!」アピールしていることからも伺えます。MBTに至っては見た目(デザイン)をばっさり捨て去っているかのような潔さ。(←失礼)


ここ杵築にもマニアを唸らせるサンダルがあります。創業140年、履物と木製品を作り続けてきた萬力屋謹製「七島藺(しちとうい)」サンダル。https://manrikiya187.thebase.in/items/25452131

インソールが七島藺(カヤツリグサ)


インソールは城下町らしく、かつては武家屋敷の畳表や柔道場の畳表にも使用されていたカヤツリグサのい草。

丈夫で程よく吸湿し、足裏への軽い刺激も心地よい。現在ではカヤツリグサの生産農家も少なく希少種。
耐久性はインソール、アウトソールともタフ。

同時に履きはじめて、ローテーションしていた愛機「BIRKENSTOCK RAMSES(ビルケンシュトック・ラムゼス)」より上。

ナイショですが、1月20日から26日、紀ノ國屋インターナショナル(青山)店、鎌倉店で行われている「杵築フェア」で運が良ければゲットできるかも。*少量の取扱いなので問い合わせてからが吉です。


杵築の店鋪でのみ購入可能なアジャスタブル(個人の足サイズに合わせてカスタムする鼻緒)タイプのカスタムメイドの草履や下駄にグレードアップするのもおすすめです。(要:お問合せ)

萬力屋