ダコタファイヤーホール その1

ダコタファイヤーホール(The Dakota Fire Hole)つくりました。

非常に燃焼効率が良く、2次燃焼により煙も出ないので戦闘時の野営にも使用されるという「地面に掘るロケットストーブ」

もともとは北米のネイティヴアメリカン「ダコタ族」が使っていた焚き火技術だそう。ダコタの名称はそこから。

約30cmほど離して2つ穴を掘ります。深さは45cmくらい。片方は燃料となる薪を放り込むのでちょっと大きめに。

んで、その穴を繋げるだけ。ロケットストーブの構造と同じように、片方から空気が入ることで、効率良く燃焼します。

えー、ほんとかな。

なんかウマいこと薪を重ねてるからよく燃えてるんじゃないの〜(疑い)

今回はウチの放置自然農畑で実践します。

早速穴を掘ります。




たった45cm程度がなかなか掘れません。

この寒空に汗がじんわりと。

大きなスコップで掘って手で搔き出す。

ひたすら掘る。

粘土質にあたったところで、2つの穴を連結します。ここからは小さなスコップで。

よっしゃー、開通!ここまで約40分。

早速裏の竹林の間伐材を突っ込んで。

ファイヤー!

おお、燃える、燃える!

熱、あっつ!

横穴つけるだけでこんなにも燃えるとは!

これロケットストーブより燃えるのでは。
ダコタファイヤーホール恐るべし。

次回はこれで調理してみます。

ダコタファイヤーホール その2

ロケットストーブ2号機

ロケットストーブ2号機はT笠(ステンレス)と100均で購入したワイヤーの水切り。
ワイヤーの水切りは燃料となる薪を投入する際の台座かつ吸気口の確保のため。

火口の上から2/3の部分にかかるように印を付けて、

ワイヤーを曲げ、カットする。

T笠の脇に穴を開け、カットしたワイヤーの端をT笠の脇に差し込む。

完成(早)

こんな形状でもしっかり吸い込んで勢い良く燃えています。

ロケットストーブ初号機


材料はコレ。そこらにあった空き缶を利用します。


バーントンネルはオレンジ缶、ヒートライザーは野菜ミックスジュース。どちらも薄いアルミ缶なので加工はしやすいですが、耐久性はないです。

ウチに転がっていた空き缶で制作したロケットストーブです。燃料は竹。断熱材は粘土瓦を砕いたもの、いちおうそれらしく燃えましたが燃焼効率悪すぎですね。次回もう少しきちんと設計してから。