猪のあばらを燻製に

猪肉を余すところなく食べようと、あれこれ試しています。今回は「あばら肉」。

普段は土佐犬さんの食事用にもらわれていくのだとか。
いやいや、これそのまま人間もイケるでしょう。

猪のあばら肉を漬け込む

塩、コショウ、ニンニク、ローズマリーで数日漬け込んで、塩抜きをした後、燻製にします。

100均材料でつくった室内燻製器

前回制作した室内燻製器を使用します。アルミホイルを敷いておくと掃除がしやすいです。今回ピートも入れてみます。黒いのがピート(泥炭)
(酒飲みは「ピート」とか「カスク」とか「フレーバー」とか「スモーキー」とかいうワードに弱い(笑)

因みに我が家のローズマリー、使わなかった分を水にぶっ刺しておくと根が出るのでそれをまた植えて、とちいさな循環が^^

実食猪のあばら肉の燻製

1時間熱燻で完成。お〜、見た目は美味しそうです。

土佐犬に負けずにがぶりと。

う、ウマ、、い。

うん、ウマいんですが、骨が、おいそれと噛み付ける堅さではないです。さ、さすが土佐犬。

猪のあばら肉ドネルケバブ風

ドネルケバブみたく包丁でこそぎ落とします。ドネルケバブ

改めて、いただきまーす。





う、ウマーいo(≧~≦)o;

濃厚なベーコンですね。バゲットあうだろうなー、蒸し野菜とも相性ばっちり。

猪のあばら肉にムダはない?

おっと、骨もムダにしません。ボーンブロス(骨スープ)にしてイタダキマス。

昨日までの雪がちらほら残るも、澄んだ空気がとてもここちよいところです。

自作 室内燻製器でサバくんを その2

「自作 室内燻製器でサバくんを その1」はこちら

材料:新鮮なサバ

新鮮なサバを手に入れました。(ちょ、コレ!刺身のほうが良いのでは。)

サバの燻し方

サバの燻し方はおおまかに3種類。「熱燻」「温燻」「冷燻」

金網に酢を塗っておくと焦げ付かないとのこと。
火の通りの見極めは金串を刺して、透きとおった汁が出ればOK。

今回は「温燻(50℃2時間)」で。

サバくんのスモーク材

スモーク材は定番のソト(SOTO) スモークウッド ヒッコリー

うまく燻せないのは?

ファイヤー!






ん?

あれ?うまく燃えない。

ステンレスボウルは外気の影響を受けやすく、今日みたいに気温が低い日はよく燃えません。すぐ消えてしまう。

カセットコンロで温度キープ

カセットコンロで温燻の温度帯(50℃程度)をキープすることに。


ここは風の影響を受けない電熱ヒーターがいいですね。

約2時間。できあがり〜。

サバくん実食

青菜を添えて、我が家のカボスで、いただきまーす。









う、ウマーいo(≧~≦)o;

2時間程度でしたが、しっかり燻香が行き渡り、且つ、旨味もしっかりあります。
ちょっと火が通りすぎかな。個人的にはもう少し早めにおろしてもいいかも。

バゲットに挟んでもウマいなこれは。

「水曜日のネコ」と一緒にいただきました〜。
ビール 水曜日のネコ

温度(燻温)の違いによる燻製の種類

燻し方下準備スモーク材時間特徴注意点
熱燻塩を軽くふる、漬け置きなしお茶のダシガラ強火で10分簡単お手軽特になし
温燻塩を軽くふる、漬け置きなしヒッコリー・サクラ・+ピート50℃で2時間血合いがまるでレバーペーストのような濃厚さ皮を下に 火が通り過ぎないように、温かいうちに取り分ける
冷燻塩軽く40分ほど寝流水塩抜10分、酢に漬込み30分ヒッコリー30℃で3時間しめさばが燻製の薫りを手に入れた皮を下に 酢を拭き取ってから燻す

自作 室内燻製器でサバくんを その1

猪肉を燻製に〜燻製器をつくろう

先日いただいた猪肉。左はほほ肉とヒレで、右は切り落とし。

こちらは骨と皮。骨はスープに、皮は角煮にしようと計画中。

あれ?鯖(サバ)じゃないやん。

いや、それが、、当初この猪肉を余すところなく食べたくて、いろいろ調べてたんです。

「まずは燻製、燻製〜」っと。
お邪魔したサイトを見ていたところ、

どうしてもサバの燻製が食べたくなりまして、

サバの燻製参考サイト↓
ぷちぐる】*ホントに美味しそう。
http://oisiso.com/html/smoke/saba_no_kunsei.html

更には燻製器も自作したくなり、

100均材料で自作燻製器をつくる-材料

早速材料を探しに100均へ。買ってきた品々。

・φ30cmのボウル×2
・取っ手
・網

燻製用の温度計はAmazonで。ボウルに差し込む部分の直径を計っています(4mm)

燻製器の作り方は簡単。ボウル2個をあわせて、ドームを作り、中に網を置き、スモークウッドを入れて燻(いぶ)します。

100均材料で自作燻製器をつくる-注意点

制作上の注意点としては、燻している最中にズレたり、燻煙がモレたりしないよう。
もちろん良い香りだけど、室内(インドア)で燻製をすると、少々換気扇を回しても部屋中燻香で、服に付いたにおいもなかなかとれません。

ボウル同士をあわせただけだと滑りやすいので、下(底側)ボウルのフチにボルトを固定し、上(蓋側)ボウルのフチに穴をあけてズレないようにするのと網の大きさを一回り小さなものにしました。

上ボウルのフチは約6mm。逆算して6mmの穴にナットがハマるサイズのボルトを下ボウルに固定。

*ボルトやナットは接合部分の径は表記があるけど、外径はないものも多いので、ノギスを持ち歩いています。
今回は2.6mmのボルトナットがセットのものをチョイス。
ワッシャー(平べったいわっか=母材を傷めないように間に入れます)やスプリングワッシャー(端っこが切れてて”ばね”状になったわっか=押し戻す力でボルトとナットが緩むのを防ぎます)もセットになっていてうれしい。

φ6mmの穴をあけて「鍋つまみ」を。φ4mmの穴をあけて温度計をつける。

こんなのも売ってるんですね。しかも2個。

網をセット。
ダイソーの丸網は直径30cmでした。これだと、あわせたフチのところから燻煙がモレるので、一回り小さな丸網を。(seriaで購入)

完成!(早)

制作にかかった材料費

φ300mmボウル×2 @250=500円
網 100円
取っ手 100円
ボルトナット 103円
合計 803円(税抜)

次回はいよいよ燻製をつくりますよー。

自作 室内燻製器でサバくんを その2」に続きます。

自作燻製器参考サイト↓
★CLUB SMOKE】*他にも素敵な燻製器がたくさんあります。
http://www.peatshop.com/smoke/smoked-outdor.htm