猪モモかたまりを燻製に

100均で買った材料を元に制作した室内燻製器をつかって「猪モモかたまり」で燻製をつくります。

6回使用後の室内燻製器

はや6回目の使用です。軽くて薫香も良く行き渡り、使いやすさはばっちり。ですが
やはり耐久性が。。底が歪んできました。

今の時期、熱を加えて、そのあと急激に冷えるため、薄いステンレスはベコベコします。
まあ、まだまだいけるでしょう。

「猪モモかたまり」を燻製に

ということで、今回は「猪モモかたまり」を燻製にします。

塩と、ニンニク、それに我が家のローズマリーをすり込んで3日間冷蔵庫で置いたもの。流水で塩抜きして、水気をよく拭いてから燻製器に入れます。
今回はかたまりが大きい(2つで500g)ので予め150℃のオーブンで20分加熱しました。

サクラのチップにピートを砕いてぱらぱらと乗せます。肉につけていたローズマリーもいっしょに投入。

ピートと猪肉の相性はばっちり

ピート(泥炭)はいいですね。当初スモークチップのみでばかり燻製していたのですが、ピートを入れるとぐっと野趣が増します。ピートと猪肉の相性はばっちりですね。

ナッツも一緒に温燻すると

スペースが余るので、ナッツ(無塩のもの)もイン。

60℃程度の温燻で30分。

できあがりー。ナッツも香ばしく薫香がついています。

カットしてみると、いい具合に火が通っています。おお、ウマそう。

猪肉の燻製にこのお酒(立山)

さて、本番はここから。
今日の猪肉の燻製はこの為にあるといっても過言ではありません。

酒飲みの聖地、富山のお酒「立山純米吟醸酒〜!(ドンドン)」いただきものです。ありがとうございます!


それではイタダキマース。

う、


う、ウマーいo(≧~≦)o;

薫香に負けず旨味の利いた猪肉に、これまた超爽やかな立山。初夏の山頂でこのコンビで飲んだらきっと旨いだろうなあ。

富山で一気飲みする時のかけ声は「たってやま(立山)!たってやま!」て聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?
一気飲みとかもったいなくって、とてもできませんが、この爽やかさなら、さもありなん(笑

今回も本当に美味しくいただきました。

100均材料でつくる超軽量アウトドアULテーブル

アウトドア用テーブルをつくろう

以前から作りたいなーと思っていた簡易な折りたたみテーブル。
アウトドアでのダコタファイヤーホールや焚き火の際にも、ちょっとした物置き台があると便利。

100均材料で、作ってみました。ワンアクションの折りたたみ式です。

100均材料でつくる超軽量アウトドアULテーブル動画

ワンアクションのテーブルといえば、スノーピーク *snow peakのワンアクションテーブル。

こちらはアジアン家具Q-STYLE のもので以前ウチにあったのだけれど、引越の時に処分してしまった。

仕組みはどうだったっけ?とうろ覚えで図面に。

材料をさがす

ということで、早速100均(ダイソー)へ向かいました。

改めて100均を見回してみると、本当に色んなものがあって、「うお、これ100円か?」なものも多いです。(200円だったりする^^;)

接着剤とか仮止めテープとか、あると便利なあれこれが揃うのがすごい。目移りしますわー。

しかし、あらかじめ狙っていた「竹のまな板(ダイソー)」は既に廃番とのこと。残念〜、、

仕方がないので、似たような桐のまな板(seria)を購入。

脚はホームセンターで見つけた杉(SPF)のプレーナー材、2Mをカット。

制作に便利な工具

今回の制作では特にコレが便利。手持ちのハンドサンダー。素材が柔らかくてざくざく削れます。

テーブル部分を2液ボンドで固定。

脚部分はズレないようにしっかり仮止めテープで止めてから、同じ位置に穴を開ける。

ボルトナット(M5)で連結、組立ててみると。

アウトドア用超軽量ULテーブル完成

いい感じで仕上がりました。




ULテーブルの重量

素材が軽いため塗装(ニス)しても総重量は400g以下とUL(ウルトラ・ライト)仕様。
強度もそこそこ。目算ですが耐加重5kgくらいまではイケそうです(試していません)



ワン・アクション・テーブルの良い点・悪い点

良い点
・軽い(395g)
・加工が楽。予めカットしておけば、小学校高学年くらいからなら組み立てることができそうです。ワークショップに良いかも。

改良点
・素材が柔らかいので削りすぎてしまう。R部分などは先に削るのではなく、組立直前に「面合わせ」したほうが良い。
・ねじれる力が強い。今回は左右の脚の上っ面からボンド&釘で固定したけど、ホゾ組が良い。
・ボルトナットの組合せだけだと親材を傷めてしまう。ワッシャーで保護。もしくは組ねじが良い。
・小口が荒れるので、ノコ歯はアサリ(ギザギザの幅)の無いものが良い。(オルファ(OLFA) クラフトのこ 125B検討)

自作 室内燻製器でサバくんを その2

「自作 室内燻製器でサバくんを その1」はこちら

材料:新鮮なサバ

新鮮なサバを手に入れました。(ちょ、コレ!刺身のほうが良いのでは。)

サバの燻し方

サバの燻し方はおおまかに3種類。「熱燻」「温燻」「冷燻」

金網に酢を塗っておくと焦げ付かないとのこと。
火の通りの見極めは金串を刺して、透きとおった汁が出ればOK。

今回は「温燻(50℃2時間)」で。

サバくんのスモーク材

スモーク材は定番のソト(SOTO) スモークウッド ヒッコリー

うまく燻せないのは?

ファイヤー!






ん?

あれ?うまく燃えない。

ステンレスボウルは外気の影響を受けやすく、今日みたいに気温が低い日はよく燃えません。すぐ消えてしまう。

カセットコンロで温度キープ

カセットコンロで温燻の温度帯(50℃程度)をキープすることに。


ここは風の影響を受けない電熱ヒーターがいいですね。

約2時間。できあがり〜。

サバくん実食

青菜を添えて、我が家のカボスで、いただきまーす。









う、ウマーいo(≧~≦)o;

2時間程度でしたが、しっかり燻香が行き渡り、且つ、旨味もしっかりあります。
ちょっと火が通りすぎかな。個人的にはもう少し早めにおろしてもいいかも。

バゲットに挟んでもウマいなこれは。

「水曜日のネコ」と一緒にいただきました〜。
ビール 水曜日のネコ

温度(燻温)の違いによる燻製の種類

燻し方下準備スモーク材時間特徴注意点
熱燻塩を軽くふる、漬け置きなしお茶のダシガラ強火で10分簡単お手軽特になし
温燻塩を軽くふる、漬け置きなしヒッコリー・サクラ・+ピート50℃で2時間血合いがまるでレバーペーストのような濃厚さ皮を下に 火が通り過ぎないように、温かいうちに取り分ける
冷燻塩軽く40分ほど寝流水塩抜10分、酢に漬込み30分ヒッコリー30℃で3時間しめさばが燻製の薫りを手に入れた皮を下に 酢を拭き取ってから燻す