いよいよ床を塗ります。
塗装は
1.壁や出入口の周囲やキワをマスキングで養生。
2.床の粗い部分釘穴やささくれをパテで埋めてできるだけ平らにする。
3.シーラー(塗料がつきやすいようベニヤの間に塗る下地材)を塗る。
4.好きな色で塗る。
です。
あ、塗料を「油性」にするか「水性」でいくかも悩みますよね。
結論からいうとおススメは「水性」です。
かつての水性塗料は扱いやすいけど褪色しやすかったり、もろいイメージだったのですが、最近の水性塗料は外用にも使用できてかなり丈夫なものが多いです。なにより刷毛も水で洗えるし。あの嫌な匂いも少ないです。
今回使用したのはアサヒペンのスーパーコートという水性塗料。近隣のホームセンター(複数)に常備してあって、色数も多いのが選んだ理由です。
シリコンアクリル樹脂塗料とあるように、下地に浸透するというより、塗装皮膜をつくる感じです。
塗りムラも少ないし、伸びもいいし、ちょー簡単。
「しんびのぉーほほんほん。ゆかはー、ははんはん♪
じびえだぜー♪ふふん、ふーん♪」
と調子よく仕上がっていきます。
よしゃーできあがりー!
のハズが、なんかおかしい、、いつまでも乾きません。
表面は乾いたようにみえても内部が乾かずに、表面の水性塗料がズルズルと汚く剥がれてしまいます。
あらかた友人(イラストレーター)のグラフィックも終わろうかという時に、はっと気付いたのは、、下地に使ったシリコンシーラントと塗料との相性(の悪さ)。
最初の頃は下地を木材補修用のウッドパテ(↑2.のもの)で埋めていたのですが、乾かして紙ヤスリで削って、とめんどくさい。
そこでラクしようとつかったシリコンシーラント。するする伸びて目地が埋まります。
「上から塗装ができる」って書いてあるし、まいいかーとあまり深く考えずに使用したのがばっちり裏目に。
しかも、全面に塗ったよな。。
めめめまいが。。
日も暮れて結局その日の作業はそれ以上進まず。テンション、ダダさがりです。
手伝ってもらっている友人は、いつまでも引き止めるわけにもいかず。一旦帰ってもらうことに。
翌日はダメージが抜けきらず、半日ほどふて寝デス。
その後、重い身体を引きずってせっかく完成した絵を、下地に塗ったシリコンシーラントとともにヘラで剝がし、泣きながら再度塗る(描く)という作業。
結局この作業に丸4日もかかってしまいました。
教訓その1(←あと26こくらいある)
「いきなり大きな面を塗らない、必ず少ない面積で試すこと!」押忍!