蔵の改装日記 その1

蔵の改装にあたって。


「田舎に移住して、古い蔵を改装するぜ!」という方(同士!)の何らかの礎になれれば幸いです。

杵築だとなお良し(笑)

初めてここを見たとき、母屋の横についているこの蔵に目が止まりました。
当時は金木犀が茂り入口を遮る「ただのボロい物置」。

中を見せてもらうと。

初見のイメージは更に悪化。

一見ゴミの山ですが、、

仔細に見てもゴミの山。(+小動物の息吹が、、)

裏に回れば竹林が眼前に迫り、ほんのわずかのスペースにもモノ(=ゴミ)があふれていました。(ここもかい!)


何が悲しいって、きっとこの「放り投げられた感」なんでしょうねー。

放り投げられた感=中学生の頃
の自分の部屋みたい

でも、何かが気になります。

何が気になるのか、この時点ではわからず。
間違いなく反対されるであろう、家族(女子二人)にも説明できず。。

後にここで(株)森美を創業することになるのですが、それはもう少し先のこと。

続きます。

干し柿2019

今年の干し柿はばっちり。

毎年たわわに実る我が家の渋柿。

ここ2年ほど干し柿に挑戦するも、毎回カビてしまい、くやしい思いをしていました。

が、今年の干し柿はばっちりです。
お隣のおばちゃんに教えてもらったとおり。

○○を△△するのだったとはねー!

答えは次回^^

麹と味噌と醤油とみりんとどぶろくと

1月5日から1月7日までおこなわれた、三重県愛農会の農産加工集中コースに参加してきました。

テーマは
1.味噌も醤油も麹を起こすところから。日本の基礎調味料を本来の製法でつくる。
2.ほんものの基礎調味料を見極める目を養う。

1つ目のテーマについては、いまではすっかり「買うもの」へと変わってしまった醤油、味噌、みりんなど日本の基礎調味料を本来の製法で麹をおこすところからつくるというもの。

2つ目のテーマは「安さ」だけを選択の基準にしない、安い調味料が安い理由、ほんものを見極める表示の見方を座学で学び、本来の製法でちゃんとつくられた基礎調味料を実践を通して学び、選べるようになる講座です。

味噌、甘酒、どぶろくは体験したことはありましたが、作り方も違う。
ましてや醤油やみりんは始めての体験でした。

講師の葛原先生のもと、麹をおこし、どぶろく、味噌、醤油、甘酒、そしてみりんを。

麹づくり:種麹を混ぜた米を平らにならす。


醤油づくり:煎った小麦を製粉機に入れて粗めに製粉する。


塩麹、醤油麹に旨辛醤(うまからじゃん)


醤油を絞っているところ


葛原先生の鬼メモ。↑ここ超大事(笑


最終日、羽間農園さん。稲穂についた天然の「稲麹」〜いいこうじができれば酒づくりは半分成功


米袋(1/3)を敷いて大豆・煎り小麦(+種菌)トレーにならす

講座はとにかく盛り沢山。

「麹ってつくれるんや?」
とか

「?醤油つくれるんや!?」
とか

「??みりん!?ウマー!」
とか

「!!どぶろくウマーー!!」
とか。

まあとにかく、毎回毎回、感動です(笑

ほんとうに濃い内容でした。あっという間で、且つとても充実した3日間を過ごすことができました。

参加された方々も、やっぱり素敵な方々ばかり。(←皆さん大分でお待ちしています^^)

帰路は大阪南港からフェリー(さんふらわあ)で別府へ。
いただいたどぶろくを飲みながら。

ちょっぴり寂しくて酔いも早い(←それくらい楽しかった、の意(笑)

今回持ち帰った学びは、次回は必ずウチ(森美)で実践します。
現在ムロをどこに設置するか検討中です。

「愛農かまど」の兄弟にも会えました^^


愛農高校の教室:オルガンが素敵