絵を描くということ2

絵を描くということの続きです。

前回の投稿(ラクガキ)にたくさんの回答をいただきました!

質問の76に至っては、Instagramではどれを指しているのかよく分からない、というわがままっぷりに、おつきあいいただきまして、本当にありがとうございます!

では回答を。

60は皆さんそのとおり。素晴らしい!6=六む、0=零 れ(い)で「群れ」でしたー。パチパチ^^

6=六む、0=零 れ(い)で「群れ」

さて、問題の76。

76は、7=な(な)と、6=ろ(く)で、なろ、、ん?なろ?なめろう?

正解は「ナロー=narrow」、幅が狭いさま(転じて狭量な人にも使います)

幅が狭くなる=ナロー narrow

「えー、英語?そら、わからんわー!」の声が聞こえてきそうです。ゴメン!

でで、でも(汗

たった今から「76はナロー」でばっちり覚えましたよね?

■前を走る車のナンバーが6876だったら、「ロバがナロー(幅狭な道)を通る」イメージ。

■クレジットカードの暗唱番号が7476だったら、「(トラックから落っこちた)梨がナローな道にいっぱい転がってる」イメージ。

■ともだちの電話番号が6076なだったら、「魚(イワシ?)の群れがナローな(狭い)岩の間をすり抜けて泳いでる」イメージ。byファインディング・ニモ。

あれれ?ついでに英単語のnarrowもばっちり覚えちゃいましたね(笑

これまでの「ただの数字や文字の羅列」が生き生きと目の前に現れてくる。

妄想(イメージ)の世界って無限で無敵で素敵。

あ、ちなみに75は「鳴子」です。(←ゴメン)

おまけ

アイシールド21=わかる人にはわかる(笑

絵を描くということ

「絵が描けていいねー」といわれることが多いです。

これまで、自分の「思い」を絵で現すことに対して、ウマいとかヘタとか思ったことがありませんでした。

ただ、まれに、依頼いただいた案件が、ラフ(デッサン)で決まることも多い(ありがたやー。

まあ、強いていえば、ヒマさえあれば、言葉を絵にしていたくらい。言葉=絵。

57=コナン、59=悟空(難しくて数回描いてる) とか(笑

60と76はクイズです。わかった方にはコーヒー1杯サービスします。(笑←ホント。

↑答え合わせが終わりましたので終了しました。

ちなみに「小学生の習得したいスキル(というのかな?習い事?)」の、「英語」に次いでNo.2は「絵が描けること」だそうです。

そうなんや(驚!)

じゃあ、このスキル。使えるものなら人の為に使わんと!

以下、超個人的な感想ですが、

まずはタイプ分けをしてみたらどうでしょう。
「絵がうまい」にも、タイプがあって、こどもたち(おもに小学生)を見ていると、大まかに2つのタイプに別れます。

1)は「線画タイプ」で、2)は「色彩タイプ。

1)の線画タイプは、遠近とかモノの特徴や大小を捉えるのがウマい。デッサンが得意。
絵を描く初期に、「おお、いいねー」とほったらかしていて、いざ色をのせると「アレ(?)」な場合がある。色を乗せれば乗せるほど濁る。

2)の色彩タイプは、デッサン(遠近)がめちゃくちゃ自由(反面初期の段階で矯正されちゃう事も多い)。しかし、色を載せると、とたんに絵が躍動してくる。

私の場合はというと、1)の線画タイプですね。

幼少期、両親が忙しくて、かまってもらえず、一人遊びが多くて、よく公園とか地面に線で絵を描いていました。
そのせいかどうかは定かではないですが、トレース(複写)とか、線を真っすぐ引くとか、線画が超得意。

対して娘(現美大生)の場合は2)。

小さい頃から絵の具やら色紙やら、私たちの幼少時とは比べ物にならないくらい、色彩豊かなモノが豊富で、手に入れる事ができる画材も多い(100均とか)。


むしろ親(私たち)のほうが嬉しくて、あれこれ買って楽しんでいました。

それでは絵を描く上で、どっちが良いのか。。


『どっちもOK!』です。

ただし、線画タイプに「もっと色を考えて使って!」とか、色彩タイプに「構図っていうのは」、とか矯正しちゃダメです。どうせ親の思惑通りになんてできませんから(笑


ぼんやりと、「ああ、こっちなのねー」くらいでOKだと思います。

どっちのタイプも、自分の思うように、いきいきと想いを描く事、描ける事、その為に技術はある!

そんなかんじで、私も負けずに今日も妄想を描きます。

ダイヤのキングでDAIKIN(ぴちょんくん)

蔵の改装日記 その8

前回バラした蔵の出っ張り部分。

いろんな部材が似通った寸法であることにあらためて気付かされます。

笑顔は作り笑い

木材以外の廃材。

あんなに小さな屋根にもかかわらず、瓦の数はおよそ200枚。
粘土を焼成して作られた瓦は、もろく、すぐに割れます。

縦に埋めて玄関までのアプローチに使用するつもりです。
束石も飛び石として使えるかな。

トタンはあちこち錆びて穴があいていて、さすがにこれは再利用できず処分します。

さて、新たに小屋を新設する部分で最も重要なのが基礎。
しっかり地固めして、束石を新たに設置。ここに梁を建てます。

束石はコンクリートブロック

床部分は地面から必ず浮かせること。地面に近いと湿気でえらいこと(カビ)になります。

何かと便利な簡易作業テーブルの脚は十字に組み合わせてサブロク(90センチ×180センチ)のコンパネ板を乗せて使用します

デザイン会社で働き始めた新人の頃、現場で職人さんが使う言葉がさっぱりわかりませんでした。

「サブロク」とか「シハチ」とか、建築や内装の現場では、いまだに尺寸で呼ばれることが多いです。
新人はコレ(=共通言語)を覚えるところから。

一尺=約30.3センチメートル
一寸=約3.03センチメートル
一分=3.03ミリセンチメートル

一寸法師は約3センチ(ちっちゃ)。

「一寸の虫にも五分の魂」のことわざの「五分」は約15ミリ。

ん?15ミリの魂って?


体長わずか一寸(3センチ=30ミリ)の虫でさえ、その半分にあたる五分=15ミリの魂があるという意味。

なるほどー!

↑のサブロクは横サブ(三尺=約90センチ)×縦ロク(六尺=約180センチ)で90センチ×180センチの板ということですね。

そもそもこの「尺」は人体の前腕にある「尺骨」の長さから来ていて、日本だけでなく東アジアで同じように使われているんですねー。

さらにはフランスの建築家ル・コルビュジエが、作った建造物の基準寸法の数列「モデュロール」も人体の寸法と黄金比から。

寸法面白いわー。