蔵の改装日記 その4

裏の竹林が蔵に覆い被さるように迫ってきていて、伐採することにしました。

この竹、種類はハチク(淡竹)で、旬は6月中旬。
モウソウチク(孟宗竹)など他のタケノコよりも遅い時期に旬を迎え、アクも少なくて、とても美味しいです。
https://sin-bi.com/2018/05/17/bambooshoot/

が、伸びきってしまった竹はかなりの厄介者。笹葉は雨樋にへばりついて水の流れを悪くするし、風の強い日など、ばしばし外壁や屋根にぶつかるので危険。

伐採の仕方には順序があって、こんな風に切るととっても始末が悪いです。


この頃は分けもわからずただ切り倒してました。

これはダメな切り方ですねー

これだと枝同士が絡まるし、場所をとりすぎて作業を困難にします。

マニアックな竹の伐採の仕方については後日。

作業には手袋と長靴はもちろん、眼鏡やゴーグルが必須です。


枯れた竹が、作業中思わぬところから顔めがけて飛び出たり、切った竹を引出す際に、枝がはじいたりするので、必ず目を守りましょう。

私は古い花粉症用の眼鏡。サイドが目を覆うようになっているタイプを愛用しています。JINSで購入しました。


かつて花粉症だった頃のアイテムです。

何かとやっかいな竹ですが、はらった枝部分はかまどの火付け(スターター)に最適です。


めっちゃ良く燃えるし、薪と薪の間に適度な空間をつくって、火付きを良くしてくれます。

枝の張り方にも規則性があって、美しい。
じーとみてると初期のモンドリアンの絵画を連想させます。

こっちは木だけど

comments

コメント