縁あって新たにウチに仲間入りしたコーヒー・ミル。
1940〜1950年代製のもの。
車産業に参入する50年ほど前、もともとフランス東部スイス近郊で水車動力の粉挽業を営んでいたプジョー兄弟が、その水車動力を活かし、金属加工を請け負い、1810年にコーヒーミルを販売したのが始まりだそうです。
実はこのコーヒーミル、Facebookでフォローさせていただいている「愛農が丘日記」で見て以来、その美しさに惚れ惚れ。
いつか欲しいなあと思っていたもの。
ぱっと見きれいだけど、豆を入れるポット部分は経年の汚れが見られます。
コーヒー豆の油分がタール状になっていて、ちょっと拭いたくらいではとれない。
「そんだけ愛されとったんやなあ。」
これからも長くつきあっていきたいので、オーバーホールする事にしました。
一つ一つ重曹で磨きます。
ミル部分はエッジも立っていて、しっかりしています。さすがプジョー。
磨いたパーツは最後にアルコールで拭いて、組立てます。
アームの「プジョー兄弟 Peugeot Freres」のロゴが素敵。
森美カフェで、お時間のある方は、自分好みのブレンドで挽いてもらうのも良いかも。
ブラジルを16粒とグアテマラを5粒に、、今日はジャマイカを2粒、とか(笑