蘇(そ)

蘇(そ)をつくりました。

そう、ちょっと前にネットで話題になってたやつです。

古代の日本(飛鳥~平安時代)で作られていた乳製品で、乳汁を乾燥させ長期保管に耐える加熱濃縮系列の乳加工食品。文献には見えるが製法が失われた「幻の食品」となっている。(Wiki)

おお、普段牛乳は飲まないのですが、これは食べてみたい!

作り方といっても熱しながらただかき混ぜるだけなので、本を読みながらぐるぐる。

本1冊目は「白」原研哉

↑白(色)という「感じ方」に対する様々な角度からの考察がめちゃ面白いです。本そのものも美しくて側に置いておきたくなります。

使用した牛乳はこちら「耶馬渓牛乳」。

まず最初にガスコンロで沸騰するまで熱して、その後は電熱コンロで熱しました。
すぐに焦げてしまうので常に「弱」で使用。

このあたり、色でいうところの「乳白(ニュウハク)」ですね。

さらにぐるぐる。少しずつ色が黄味を帯びてきます。
部屋中ミルクキャラメルのような甘い香りが充満します。

このあたりでおおよそ3時間。本は間にマンガ(「ミステリと言う勿れ」)を挟みつつ5冊目。

これ、良いわー。
半ば強制的に座ってないといけないのでまとまった読書にも良いです!

そうこうしていると、段々とペースト状になってきました。カスタードクリームみたい。
こっからは焦げつきやすいので目が離せません。

ここがキモと見た!ちょっとドキドキする!

これ以上熱すると焦げるな、ていう、ギリギリのところで加熱をストーップ!!

パットにオーブンシートを敷いて、粗熱をとって冷蔵庫にIN!

できあがりー。

肝心の味は、、うん、ウマーい!好みの味。

ほんのり甘みがあって、サクサク感ともっちりとしたチーズのような、クリームのような。かむほどに味わいが広がります。これは「滋味」ですねー。
ちなみに「醍醐味(だいごみ)」とはこの蘇の味のことを指すのだとか。

【後日談】

このウマさと滋味はぜひ友人にも味わってもらいたい。と、もう一度トライしたのですが、その時は先に使用した牛乳が売り切れていて、別の牛乳で代用。

しかし、なんか違う。
まず、熱した際のあの甘い香りがない。

んん?なんか変だなー。と思いつつも、2時間ほど煮詰めたところで味見してみると「マ、マズい。。」


賞味期限が切れているわけでもなく。

考えるに、牛乳って牛のお乳な訳で、それは肥育された環境や食した飼料に大きく左右されるワケで。。


しかし、これほどまでに差があるとは。

いろんな牛乳で試してみることにします。