蔵横の出っぱった小屋の屋根をどうするか。
悩んだ結果、最終的には屋根を落とす(解体する)ことにしました。
悩んでいたのは本体の蔵に、どの程度部材が食い込んでいるかわからなかった為。
構造に影響のある柱や梁が小屋に繋がっていたら嫌だな、と。
しかし、こればっかりは剥がしてみないとわかりません。
もうひとつ、残したかった理由として、
小屋部分にはちいさなサッシ窓がついていました。
これを木枠の窓に変えて、ここからコーヒーのテイクアウトとかできたら素敵だろうなあと。
ただ、現状かなり傾いているのと、かつては屋根瓦の接着剤の役目を担っていたであろう「粘土」もカラカラに乾燥していて、今にも滑り落ちそう。
この先ここを人が往来するにあたって、万が一にも危険なのは避けたい。
うん。やっぱり安全第一。解体しよう。
さて、母屋のほうも蔵に負けず、ツッコミどころ満載です。
まずはキッチン。ん?普通じゃないかって?いやいや、右上をご覧ください。
穴が空いとる(!)
床はところどころ板が腐っていて、何度か踏み抜きそうになりました。
シンクを外してみると、外との外壁は錆びたトタン一枚です。
おいおい。
まだまだ先は長そうです。