分蜂2019.3.28

春になり、養蜂群が増えました。

昨年秋に採蜜した群は順調に冬を越して3月。折しも春の田植え前で、近隣では農薬散布が激しい時期。ハラハラしながら見守っていました。


↑画像は巣の内部。巣落ち防止のワイヤーは4段目のものです。

分蜂(ぶんぽう)とは=蜂の群れが別れること。ニホンミツバチの群れは春になり、新しい女王が生まれると、それまでの女王が群れを引き連れて、新しい巣を探しに外へ出ます。

その際、新しい巣が見つかるまで、近くに群れが固まる事(=蜂球)があり、しばしばニュースネタとして取り上げられています。

最初の分蜂は3月28日。雨の日の翌日の晴天でした。
年度末の忙しさで、巣箱はまだ板を切っただけの状態。

しかし、今日は!! なんだかざわざわします。今考えるとまさに虫の知らせです(笑

急いで巣箱を1セット組上げて、バーナーで火を入れて、ミツロウを塗って、設置。
つくったばかりの巣箱にすぐに探索蜂が行ったり来たり。おお、内見ですな。なんかドキドキします。

10分くらい見ているも、特に変化なし。こちらも朝イチの興奮も落ち着いて、お昼ご飯を食べてから仕切り直し。

もう一度見に行くと、巣箱には1匹もいません。
「あらー、早まったかな。それとも急いでつくった巣が気に入らなかったかなー。」と、ちょっと凹みながら思案していると、どこからか羽音がします。

羽音はだんだん激しくなって、みるみるうちに空が暗くなります。(←個人的感想です^^)
激しい羽音の中、30分ほど経過したところで女王蜂が入居したらしく、次第に大群のミツバチも吸い込まれるように巣箱に入っていきます。

分蜂時のニホンミツバチはおなかに一杯蜜を溜め込んで出立するので、とてもおとなしいです。

ということで、うまいこと分蜂キャッチしました。

巣箱内、巣落ち防止のワイヤーが歪んでてすまん。今年一年、仲良くいこう!

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